2012年07月03日

生レバーの怖さ

2012年7月1日から牛の生レバ刺しを食べることができなくなりました。
レバーとは肝臓のところです。
牛のレバーは、生で食べずに中まで火を通す必要があります。

狂牛病などもあり、家畜で飼育されている動物たちが弱ってきているからでしょうか?
牛の1割が腸管出血性大腸菌を保菌しているという報告があるようです。
腸管出血性大腸菌は、人から人へうつるので2次感染することも・・・
少量の菌で食中毒になるリスクがあります。
HUS(溶血性尿毒症症候群)や脳症といった重い病気を併発するようです。

他の動物の肉や内臓も生で食べることは、食中毒の危険はあるようです。

歴史を見ると、ナマレバーは、滋養として、権力者などから大変好まれた食べ物でもあります。
戦前から、お店のメニューにもあったようです。

生卵もサルモネラ菌が心配ですね。
海藻もヒ素の含有量が多いから食べるのを禁止にしている国もあるようです。
牡蠣はノロウイルスに注意が必要です。

日本の生食文化を考えるときが来ているようです。
ちなみに、レバーは、良質のたんぱく質やDNAが豊富な食べ物ですよ!



Posted by りょうちん25 at 04:39